【完全版】パーティードレスのクリーニング&自宅での洗濯・お手入れ方法
すっかり春の季節になりましたが、冬物のクリーニングはもう出されましたか?
私はまた寒くなったらどうしようと思いまだコートを出せていないんですよね。
さすがにもういいだろおうと思いつつなんとなく不安で・・・
きっとそんな方も他にいらっしゃるのではないでしょうか??
衣替えや衣類整理をしているとそういえば!と久しぶりにドレスをクリーニングに出される方も多いのですが、ドレス着用後すぐにクリーニングへ出していますか?
ドレスのクリーニングってわりと金額が高いし、一回しか着てないのに出すのも面倒くさくなってしまったりと後回しにしてしまいがちだったりします。
そこで今回はドレスのクリーニングやお手入れについてご紹介します。
パーティードレスのクリーニング&自宅での洗濯・お手入れ方法
丁寧なお手入れをした大切なドレスを何度も着まわす方法
クリーニングか自宅洗濯かの判断基準
普段の洋服よりも高価なものが多いパーティードレス、特にお気に入りのドレスは大切に綺麗にして長く着たいですよね。
クリーニングに出すべきが自宅で洗濯してもよいのか悩まれる方が多いのですが、まずは判断基準から確認していきます。
洗濯表示の確認
まずは洗濯表示の確認をしましょう。
洗濯表示とはドレスの左脇側についていることが多い折り込まれたタグです。
記号が組み合わさったものが記載されていますが、一つずつ意味があります。
家庭洗濯・自宅洗いができる表記
この表記があるものは自宅での洗濯が可能です。
ちなみにほとんど使用されているのはこの数字になりますが、違う数字でも大丈夫です。(30、40、50、60、70、95があります。)
家庭洗濯・自宅洗いができない表記
この表記は自宅での洗濯を禁止しています。
洗濯機や手洗いの有無にかかわらず禁止とする表記です。
(実際はできなくもないですが問題が起きる可能性があるので、何か起きてもメーカーやブランドは責任を一切取ってくれないです。)
まずは確認をして、自宅での洗濯ができない表記となっている場合はクリーニングに出しましょう。
クリーニングに出すときの注意点
クリーニング出すときにも事前に確認しておく点があります。
付属品や装飾の確認
ドレスに取り外しのできるベルトやコサージュなどの付属品が付いているか、付いている場合はどこについているかを確認しておきましょう。
クリーニング後に「付いていたはずのベルトがなくなっていた」という声を聞くことがあります。
何か起きた時のためにもしっかり付属品の把握をしておきます。
シミや汚れの確認
クリーニングに出す前の状態を確認しておきましょう。
結婚式では食事や飲み物をこぼしてしまったりとシミや汚れが付いてしまうことがあると思います。
「シミがあったのに染み抜きを頼み忘れてしまった」や「クリーニング後に汚れが落ちていなかった」などクリーニング店との問題を起こさないためにも事前の確認をしておくとスムーズです。
着る直前になって気づいたら間に合わなかった!なんてことがないようにしっかり状態を見てからクリーニングに出してください。
ドライクリーニング・ウェットクリーニング禁止の表記
クリーニングに出す前にもう一つ確認をしておくことがあります。
もう一度洗濯表示を見てください。
この表記がある場合にはクリーニング店で行う洗い方に制限があります。
場合によっては引き受けてくれない可能性もあるので、クリーニング店やメーカーへ問い合わせをしてみて下さい。
クリーニング料金の相場
実際にパーティドレスをクリーニングに出すときのクリーニング料金の相場です。
クリーニング店によって異なることもありますが、2,500~4,000円が相場です。
追加のオプションやドレスの装飾などによってプラス料金がかかることもあります。
染み抜きを行う場合は一か所〇〇円という料金体系になっていることが多いですので、実際に持ち込んで確認をしてみてください。
クリーニングに出す頻度
冒頭にも書きましたが、実際にドレスを着た後はどのくらいの頻度でクリーニングに出すのがいいのか悩みますよね。
一番ベストなのは一回着たらすぐに出すことをおすすめします。
見た目には汚れがわかりづらいですが、ドレスは直接肌に触れる部分も多く汗などの汚れが付きやすい衣類です。
またすぐに着るという場合は出さなくてもよいですが、しばらく着る機会がない場合にはクリーニングに出して保管をするのが最適です。
また、食べ物や飲み物のシミができてしまった場合には時間を置かず、すぐにクリーニングに出してください。
時間が経てば経つほどシミが落ちにくくなりますので、また着用するためにも必ずすぐに出しましょう。
家での洗濯・お手入れ方法
家庭洗濯が可能な選択表示が付いている場合には自宅でドレスを洗うことができます。
その場合も事前にドレスの状態を確認しましょう。
付属品や装飾の確認
クリーニングに出す前と同じく、付属品や装飾の確認をしておきます。
取り外しのできる付属品の場合は外して、失くさないようにしておきましょう。
(実はここで紛失してしまう方がとても多いので、念には念を。)
ホックやファスナーを閉じておく
ホックやファスナーが開きっぱなしだと洗濯中にドレスの生地を傷つけてしまうことがありますので絶対に閉じておきましょう。
特にレースや刺繍など繊細な素材は注意が必要ですので、必ず確認をしておきましょう。
洗濯方法【洗濯機】
ドレスの型崩れ、傷防止のためにも必ず洗濯用ネットを使用しましょう。
洗濯機では「ドライコース」や「手洗いコース」、「ソフトコート」などのおしゃれ着洗い用のコースを選びます。
脱水が終わったらすぐに取り出し、軽くたたいてシワを伸ばし、形を整えて干します。
洗濯方法【手洗い】
ぬるま湯に中性合成洗剤を入れて、裏返したドレスを軽く押し洗いします。
この時に漬け置きや強く揉み洗いをすることはやめましょう。
すすいだ後は絞らず、タオルで水気を取った後に形を整えて干します。
家での保管方法
クリーニング後・自宅での洗濯後どちらのドレスもその後の保管方法が大切になります。
⒈ クリーニング後のビニールを外す(不織布カバーがおすすめ)
⒉ 防虫剤を使用する
⒊ 除湿剤を使用し、湿気がこもらないようにする
⒋ 定期的に陰干しをする
⒌ 日光・蛍光灯の当たる場所に保管しない
この方法でパーティードレスのお手入れをしていただければ、まず問題なく綺麗な状態で何度も着れます!!
たまにしか着ない物のお手入れって面倒になりがちですが、普段着ないからこそ丁寧なお手入れをしてあげると長く着ることができます。
大切な一枚を一度でも多く着ていただけるのに役立つと嬉しいです。
ぜひ試してみてください♪♪