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「なんだかおしゃれに見えない・・・」その悩みをパーティドレスのプロが解決!ダサくならないスタイリッシュなドレスアップ術

結婚式お呼ばれゲストの基本マナー【ドレス編】

 

こんばんは!

ドレスアップのプロ、NATSUです。

 

結婚式 お呼ばれ ドレス



 

今回は結婚式に出席する際のドレスアップの基本マナー:ドレス編をご紹介します。

 コーディネート編はこちら↓

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調べてみるとかなり細かくNGルールがあり、「こんなに禁止事項があったら何を着ればいいの!?」「本当にこんなにルールを守らなければいけないの!?」と思っている方もたくさんいると思います。

正直あまりにも厳しいルールがどんどん増えていて(後から理由付けをして)気にする必要のないことまでNGとしている記事なんかもあります。

(ネットで調べた禁止事項をすべて守っていたら、着ていけるものはなくなってしまうのではないでしょうか・・・)

 

こちらのブログでは、筋書きマナーではなく実際に出席する際に必ず守らなくてはならない=これさえ守れば安心のリアルな結婚式事情を踏まえた「本当のところ」をご紹介します。

 

これで安心!お呼ばれゲストのドレス選び基本マナー

 

花嫁カラーの白はNG

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まずはドレスのカラーですが、白はNGです。

白は「花嫁カラー」といわれており、招待されたゲスト客は絶対に選んではいけません。

主役のウエディングドレスと被ってしまう白を着用してしまったら間違いなく反感を買います。絶対にやめましょう。

よく質問されるのが「ベージュはいいんですか?」といった白に近いカラーですが、ベージュがNGということは一切ありません

あまりにも白に近いライトベージュは避けたほうが無難ではありますが、色味の入っているベージュであれば問題ありません。

気になるようであれば羽織りものやスタイリングアイテムで色物を投入すると安心です。

ただ、「白に近い色は絶対だめ!調べたらそう載っていた」という方がいらっしゃるのも事実です。

当日不安を抱えて出席するのではせっかくのお祝いも楽しめなくなってしまいますから、どうしても気になる場合は違うカラーにするほうが良いと思います。

 

ちなみに他によく聞かれるのが

  • 二色使いのバイカラー
  • プリントなどの柄物

どちらも問題はありません。気にせず選んで頂いて大丈夫です。 

 ただ一点注意したいのが、レオパード柄(ヒョウ柄やパイソン柄など)です。

殺生をイメージするという理由でよく知られています。

お祝いのシーンにふさわしくないと考える方も多いので、避けたほうが良いでしょう。

 

極端なミニ丈はNG

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膝上20cmともなる極端なミニ丈は避けましょう

「膝が隠れないといけないのか?」と気にされる方もいらっしゃいますが膝上でも問題ありません。

膝が見えるかどうかよりも品を損なっていないか、が大切です。

 

豆知識ですが、タイトドレスを選んだ場合には一度椅子に座ってみてください。

挙式・披露宴ではほとんどのシーンで着席しています。

タイトドレスは座ると丈が上がって短くなるので事前に確認をしておくと安心です。

その時に気になる丈になった場合はシルエットをタイト過ぎないものか丈の長いものを選ぶと良いかと思います。

 

ちなみに最近のドレストレンドではふくらはぎ位のミディ丈が人気です。

上品でレディな印象に仕上がるのでオススメです。

 

挙式では肩出しはNG

結婚式では挙式→披露宴(→二次会)という流れが主流です。

基本的に挙式では肩を出してはいけません

肩の出るデザインの場合はストールやジャケット、ボレロなどを着用します。

披露宴や二次会では肩を出しても問題ありません。

ただ、披露宴では長時間座っていることが多いので肌寒く感じることもあるかもしれません。一枚羽織れるストールやジャケットを持っていくと安心です。

 

また、「レースやチュールなど袖はあるけど透けていて大丈夫か?」とよく聞かれますが透けていることは問題ありません。

肩が覆われていれば大丈夫ですので、安心して選んでください。

 

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番外編:ブラックドレス

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トレンドに左右されない人気のブラックドレス。

結婚式だけでなく色々なシーンで着用できるブラックドレスを選ぶ方も多いのではないでしょうか。

モードな印象にもなり、おしゃれ見えのするドレスカラーですよね。

マナーとしてブラックは問題はありませんが、合わせるスタイリングアイテムに注意が必要です。

バッグやシューズなどすべて黒にしてしまうとお祝いの席にふさわしくないですので、差し色を加えて華やかでバランスのとれたコーディネートにしましょう。

 

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マナーとは少し違うお話になるのですが、ブラックやネイビーのドレスはとても人気で一緒に出席するゲストの方がみんな同じカラーだったなんてことも・・・。

披露宴では新郎新婦と写真撮影をする時間がありますが、花嫁様以外みんなダークカラーでちょっぴり寂しい写真になってしまったと聞くこともあります。

せっかくのお祝いの場ですので、華やかなカラードレスを選ぶととても喜ばれます

結婚式は主役の新郎新婦はもちろん、出席するゲスト全員でつくる空間ですので「迷ったら明るいカラーを選ぶ」くらいの気持ちでもよいかと思います。

 

余談ですが、ドレスブランドに勤務しているので社員の結婚式はとにかく派手?華やか?なんです。

結婚式を終えた同僚から聞いた話ですが、プランナーの方に「こんなにゲストの皆様が華やかで、キラキラした結婚式は初めてです!!」と言われたと・・・笑

「華やかにして来てほしい!!」と花嫁たっての強い希望がありましたので、本人はとても喜んでいました。

極端な例だとは思いますが、明るいカラーを選んで喜ばれることはあっても悲しまれることは絶対にありませんので、普段は落ち着いたカラーが多い方もぜひ挑戦してみてください。

 

普段着なれないドレス選びは難しいと感じる方も多いと思いますが、大事なことはルールに縛られるのではなく、新郎新婦に喜んでもらえるかということです。

必ず守るべきマナーを抑えたうえで楽しみながら選んでみてくださいね。